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Unitelier

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2015年 07月 25日

帰省中の写真

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毎年7月には会社カレンダーで連休があるため、今年は長めに福島の実家に帰りました。
お目当てはもちろんバーニーズのランダちゃん(女の子)。
まだまだ子供で、実家に来て一週間程度でした。

かなりの甘えっ子で、すぐに抱っこをねだってきます。
大人になれば体重は40kgを越えるでしょうが、いつまで抱っこできるのやら…。
まだまだ子供ですが、これからの成長が楽しみです。

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実家は非常に田舎なので、周りに何もありません。
住宅街を抜けると…上の写真のように一面田んぼが広がるばかり。
自然に囲まれているといえば聞こえは良いですが。
駅に行くために最寄りのバス停を探すと、「最寄りバス亭は駅」という田舎っぷりです。
もっと近くにバス停が欲しい…。

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須賀川駅にて数枚。
ウルトラマンのふるさとだけあって、ウルトラマンだらけでした。
駅前のウルトラマン石像はマッシブにアレンジしてあり格好良いです。
惜しむらくは身長が高く、上を向いているのでご尊顔が写せないことですね。

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郡山駅で新幹線に乗る前に1枚。
うねめ祭りが8月に控えているので、改札前の空間が綺麗に飾り付けられていました。
夏らしさを感じますね。


【使用レンズ】
1,2枚目:SIGMA 50mm F1.4 DG HSM
3, 4, 5枚目:HASSELBLAD - Carl Zeiss Planar C 80mm F2.8 T*




# by u_knight124 | 2015-07-25 21:36 | 写真
2015年 07月 22日

行田:古代蓮の里で撮影

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少し前になりますが、行田にある「古代蓮の里」で撮影してきました。
毎年行こう行こうと思っていたものの、他のイベントを優先していたため
行く機会を逃してしまっていた観光スポットのひとつです。

行田:古代蓮の里で撮影_a0336008_20155301.jpg
撮影した日は37℃を越える猛暑日。
更に、到着が昼前になってしまったため、結構な数の蓮が閉じてしまっていました。
歩き回って、まだ綺麗に咲いているものをセレクトして撮影しました。

行田:古代蓮の里で撮影_a0336008_20165145.jpg
閉じている状態でも、絶妙なグラデーション具合が美しいです。
野鳥が留まってくれれば…と淡い期待を抱いていましたが
時間帯が遅かったためか、野鳥はほぼ見かけませんでした。

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こうして見ると、見事な色づきです。

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花びらの筋まで、はっきりとわかりますね。

行田:古代蓮の里で撮影_a0336008_20172688.jpg
色が薄く、白っぽい蓮だったので、
明るくガーリーな雰囲気で仕上げましたがどうでしょう。

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お気に入りの1枚です。


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今回、初めての古代蓮の里ということで、事前情報がなく被写体までの距離が不明でした。
そのため、レンズは「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II」に
「AF-S TELECONVERTER TC-14E III」を組み合わせて持っていきました。

少々重い組み合わせでしたが、70-200と3型1.4テレコンの組み合わせは抜群なので
フォーカス精度や画質面でも、ストレスなく撮影を楽しむことができました。

撮影には成功したものの、今回は閉じてしまっていた蓮が多かったので
次は早朝に乗りこんで、一面の蓮を撮影したいと考えています。
早くも、来年の目標ができました。



# by u_knight124 | 2015-07-22 20:50 | 自然
2015年 07月 12日

オールドレンズの魅力とは

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最近はオークションや古いカメラ屋さんを巡ってオールドレンズばかりを探しています。
オールドレンズという方向に向かってしまったのは、現行ラインナップは自分の中で一通り揃えていて、
レンズシステムとしてそこそこ完成しているから...だと思っています。
(自分でも進んではいけない方向だとはわかっているのですが。。。)

オールドレンズの魅力とは_a0336008_22532702.jpg
古いレンズを使っていると、よく「オールドレンズのなにがいいのか?」と聞かれます。
正直に言ってしまうと、「目の前のものを誰が使っても、速く、忠実に再現する」という点では
現行のレンズの方が遥かに優れています。(当然、光学性能が進歩していますから!)

それでもオールドレンズに惹かれてしまうのは、私の場合、
触っていて「当時のレンズ開発・設計の苦労が感じ取れるところ」にあります。
今でこそ安いレンズを買ってもそこそこに写りますが、オールドレンズは
ボケが乱れたり、収差が酷かったり、特有のフレアが出たりと、「クセ」があります。
また、古いためクモリ・カビ・黄変などの個体差もあり、完全な美品に出会えることは稀です。

レンズの「クセ」と上手に付き合って、いかに自分の表現の中に取り込むか。
光学性能の低いレンズと言ってしまえばそれまでなのですが、
ファインダーを覗きながら、付き合いを考えるのが楽しいのです。

オールドレンズの魅力とは_a0336008_22532851.jpg
また、オールドレンズは当然マニュアルフォーカス(MF)です。
ピントリングを回して、ピントの山を掴み、シャッターを押す。
言葉にすれば単純ですが、この一連の動作によって自分が何をどう撮りたいのかを
あらためて考えさせられます。(瞬間的なシャッターチャンスには弱いですが。)
きちんと写真を撮っている実感も沸きます。

余談ですが、オールマニュアルのレンズを使うと
カメラ本体の消費電力が大幅に抑えられるため、駆動時間が飛躍的に伸びるという利点も。

オールドレンズの魅力とは_a0336008_22532982.jpg
更に、オールドレンズは銘玉と謳われるものでも、普及レンズだったために供給量が多く、
中古価格がリーズナブルなものも多いです。数千円で買えてしまうものも沢山あります。

もちろん希少性が高く高価なオールドレンズは沢山ありますが、
あまりレンズにお金を掛けたくない方であっても、低コストで標準・中望遠・望遠・マクロ辺りを
揃えることも可能です。あまり動きものを撮らない方にはお勧めです。

オールドレンズの魅力とは_a0336008_22532417.jpg
また、私はオールドレンズのクラシカルな外観が好きです。
最近のこなれた形もスタイリッシュで良いですが、オールドレンズの
「メカメカしい外観」は男子としては心躍るものがあります。
昔から計器とかダイヤルとか、ゴチャゴチャしているのが好きなので。

現代のレンズでは、「外観に一目ぼれして購入する」ってあまり無いですよね。
困ったことに、オールドレンズには、それがあります(笑)

オールドレンズの魅力とは_a0336008_22532638.jpg
時が経っても、なお輝き続けるオールドレンズ。
きっと、一般的なイメージよりも敷居は低い世界なのですが
同じ画角のレンズでも何種類も欲しくなってしまうので、非常に危険な「沼」です。
同じレンズでも、シリアルナンバーによって写りが大きく異なるものもあります。
調べているうちに、無限に欲しいものが出てきてしまうので、困りましたね…。


【使用レンズ】
「Nikkor-HC Auto 50mm F2」



# by u_knight124 | 2015-07-12 22:28 | 機材
2015年 06月 28日

ニコンのオールドレンズを持ってお散歩

最近は雨続きですが、今日は珍しくスカッっと晴れてくれた休日だったので
防湿庫からオールドレンズである「Nikkor-HC Auto 50mm F2」を引っ張り出してお散歩へ。

この「Nikkor-HC Auto 50mm F2」は1972年~1974年の間に発売されていたレンズで、
前モデルの「Nikkor-H Auto 50mm F2」の光学系はそのまま、
多層コーティングを変更したマイナーアップデートバージョンです。

ジャンク品として2000円で購入した「Nikomat FTn」にオマケとして付いてきたモノですが
僅かな拭き跡がある以外は、曇りやカビも無く非常に綺麗な状態です。
シリアルナンバーを見ると、最初の方なので72~73年に製造されたのでしょう。
非Ai改造品なので多少不便ですが、ヘリコイドや絞りの動きも問題ない良品でした。

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ニコンのオールドレンズを持ってお散歩_a0336008_17070404.jpg

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※今回はオールドレンズの写りを楽しむために、現像時のレタッチを控えています。


数枚現像してみましたが、解像感のある(芯のある)描写をしつつも、色乗りが鮮やか!
それでいて、撮影時の周りの「空気感」も捉えられている… 
40年以上前のレンズですが、流石はニッコール…侮れません。

昔は普及用レンズとしての役割だったそうで、市場では数千円で買えてしまいますが
値段以上に良い写りをするレンズです。初夏の空気感まで閉じ込めてくれました。


今回、久々にマニュアルフォーカスで撮影を楽しみました。
人によってはこの作業がまどろっこしいのかもしれませんが、
僕はこの「自分でピントの山を掴みにいく」のが楽しくてたまりません。





# by u_knight124 | 2015-06-28 18:16 | 写真
2015年 05月 12日

キヤノンが「EF50mm F1.8 STM」を発表。所感など。

キヤノンが「EF50mm F1.8 STM」を発表。所感など。_a0336008_21542713.jpg

私はニコンユーザーですが、今日はキヤノンのレンズについての話題です。

先日、「EF50mm F1.8 II」の後継に当たる「EF50mm F1.8 STM」が発表されました。
「EF50mm F1.8 II」の発売は1990年ですから、実に25年振りのリニューアルです。
名機のリニューアルということで各所で話題になっているレンズ。
情報公開後、評価は分かれているようですが、私なりの所感を書き綴っておこうと思います。

先に結論から述べておきますと、私はこのリニューアルは妥当なラインだと考えています。


キヤノンが「EF50mm F1.8 STM」を発表。所感など。_a0336008_21023156.jpg

まず最初に、「EF50mm F1.8 STM」の主なポイントをまとめると、

【良い点】
「絞り羽根枚数が5枚から7枚へ」
「ワーキングディスタンスが36.5cmから26.7cmに」
「駆動方式がDCモーターからステッピングモーターへ」
「フルタイムマニュアルフォーカス化」
「他メーカーに比べ価格帯を抑えている」

【悪い点】
「重量が30g増加」
「光学設計は前機種から継承してしまっている」


こんなところだと思います。
(他にも細かな違いはありますが、割愛しています)


各所では、工学設計を前機種から継承しているため否定的な意見も出ているようです。
確かに、ヘビーユーザー視点で作例を見ると背景ボケはお世辞にも綺麗とは言えません。
これは、前機種の弱点をそのまま継承してしまっていると言えます。

しかし、ここで考えたいのは「このレンズのターゲットは何処か」です。
前機種の「EF50mm F1.8 II」は実売価格で1万円を切っていて、キットレンズ付きの
エントリー機種を購入したライトユーザーのステップアップ用として非常に人気でした。
(手ごろな価格から、撒き餌レンズとも呼ばれていますね)

ニコンユーザーの私からすると、
1万円弱という価格帯に単焦点レンズが用意されているというのはキヤノンの強みです。
勧められるままに、一眼レフ+キットレンズを買ったものの
スマホと大差ない写真しか撮れず、飽きてしまうユーザーは本当に多いと思います。

ライトユーザー向けに「一眼レフで写真を撮る楽しさ」を提供するため
ラインナップに非常に安価な単焦点を揃えていたキヤノンの戦略は素晴らしいです。
ニコンユーザーからすれば羨ましい限り...


キヤノンが「EF50mm F1.8 STM」を発表。所感など。_a0336008_21023476.jpg
少々話が逸れてしまいましたが、
今回の「EF50mm F1.8 STM」は光学面での大きな進歩はないものの
「EF50mm F1.8 II」同様、価格を抑えています。(予約最安値が16000円前後)
1年後には13000~14000円近辺に落ち着くのではないかと予想しています。

ステッピングモーターで静音化し、更にフルタイムマニュアルフォーカスを実現。
撮影の自由度を向上させるワーキングディスタンスも短縮。
(光学面を変えずに最短撮影距離が短くできているのは、恐らく繰り出し量の増加でしょうが)
派手な変更点は無いものの、コストを抑えつつ堅実な進化を遂げていると感じました。

「他社並に価格帯を揃えて、光学性能を向上させて欲しかった!」
との声を私の周囲でもよく聴きましたが、それはきっと、このレンズの役割とは異なります。
もちろん価格を引き上げれば光学性能の向上は容易いはず。
それをやらなかったのは、キヤノンが「ライトユーザーをレンズ沼に引き込むきっかけ」を
ひとつ、失うことに繋がるからではないかと推測しています。


このレンズのサンプルを見て「このボケ感は汚い」と思えるレベルのユーザーのために、
きちんと50mm/f1.4や50mm/f1.2がラインナップされているわけですし
「EF50mm F1.8 STM」に多くを求めるのは、何か違うな、と感じざるを得ません。



# by u_knight124 | 2015-05-12 22:01 | 機材